書きたいこと、好きなだけ。

好きなものが色々ある常に金欠オタク女子がタイトル通りのことをします。声優さんと本が中心?あと美容系。

bpm本公演QUICK DRAW観劇してきた。

前回と同じく間開きすぎですねズボラ癖どうにかせねば…

レポというよりは感想、覚書って感じなので、ネタバレは少なめかも??

千秋楽もみたんですが、それはまた別で。

今回はQUICK DRAW 4.21 夜公演。

P.S.ネバーランドAGO!GO!の円盤も買ったからそれの感想もそのうちあげられたらいいな…

完全にbpmに嵌りました笑


☆全体
*opがある舞台ってなんかいいね。
こういう所も「アトラクション」ぽいなって思った。
*殺陣のシーンがめちゃくちゃ良かった。ヌルヌルしてる所もあるけど、キレがちゃんとあったのがポイント。
個人的に髑髏城の殺陣より爽快感というか、見やすかった。
*当然っちゃあ当然なんだけど、キャストが被らないんだよね。
なんだろう、被らないように動いたのかなって察せられるんだけど、それが違和感じゃ無いというか。
本当に全部計算されてるんだろうな。
*現在がコメディ、マンガがシリアスっていう大まかな区分けは勿論あったけどだからってそれだけに偏ってる訳じゃ無いのが凄い。
ただ現在の落ちが若干しっくり来なかった。あのテンションでやっといてその落ち?!みたいな。
*一部のラスト、とある物を降らしたんだけど、何処で区切るか分からなかったから、え、大丈夫なの?!っていう謎の心配を…笑笑
あれを幕間前に持ってきたのは上手いなと。
*休憩がある舞台って元々あんまり好きじゃなくて。どうしても集中力が途切れちゃうから。でもこれは一緒に来てくださってた方と話してたらあっという間だったし、ふと我に帰る瞬間がなくて最後まであの世界観に浸れてたから、かなり良かった。
*まさかコントを挟み込んで来るとは笑
只でさえテンポとかが大事なのにそれを舞台のマンガという設定の中でやる度胸が凄い。しかもちゃんと面白かったの。下手な芸人のコントなんかより全然笑った。
浅沼さん凄えわ…他の公演も観に行きたい。
*舞台上で言った情報、幕が下がるまでに全部回収してるんだよね。終わって歩いてる時に気づいて鳥肌たった。
全部が伏線になってる。
*割と流れは読み易かったけど、かえってそれが良かったのかも知れないって終わると思う。分かりやすいからこそ見やすい。
下野紘
*誰かが言ってた下野さん当て書きマジそれな。ただの熱血に見えて、でもバックボーンはしっかりしてたなって印象。
*下野さんも所々噛んでたけど、キャラと相まってそこまで違和感はなかった。
*サービスシーン(?)あります。
*現在(舞台下)とマンガ(舞台上)で動きがシンクロするシーン、割と動いてたのにしっかり合わせてて興奮した。ゾワっときたのは最後にセリフが重なるところ。
*何言ってるんだって思うかもしれないけど、声に意識がいかなかった。他の役者さんと同列で最後まで見れたのが一番凄いと思う。
少なからず下野さん目当てで来てる訳だから、勿論意識はいくのよ。
でも、キャラの編集じゃなくて「下野紘」が頭に浮かんでくることは舞台の間無かったの。
中心人物だからってのもあると思うけどマンガ側のシーンのときに浮かんでこなかったのは完全に役として考えてたってことだと思うから。
やっぱり役者さんなんだなって実感。
☆キャスト
*残念だったのは女将さん。言い間違えが気になった。一箇所、態々言い直さなくてもそのまま通しちゃっていいんじゃ…ってセリフがあって。
*でも女将さんのシンクロシーンは良かった。動きよりセリフが重なるところが印象に残ってて。カッコいいのよこれがまた。
*女将さんの豹変後の笑い方がとにかく怖い。狂気を感じた。
でもこれが普通に考えておかしいあの展開を成立させてるんだろうなあって思った。
*猪狩さん(漫画家)凄いわぁ。
この人がいる中心で現実の話が回ってるってのもあるけど、あの振り切り具合。
あの子供みたいなキャラのお陰で更に下野さん(編集)が際立つし、終盤の本音を吐露するシーンが最高のギャップになってた。
基本的に現実のコメディもシリアスもこの人が操ってた印象。
*駅員さんと、通りすがりのハンター、モブを兼ね役してた人(多分合ってる)いて、純粋に凄い。
*マンガラストのナレーション、明らかに例のあの人…。(Kの某赤の王(男)です)
驚いたけど、ああ分かるわって感じの配役でした。AD- LIVE繋がりかな?
☆舞台セット
*最初幕前に置かれてた仕切り、まさか本編で使われるとは思ってなかった。
主にマンガ側で使われてたけど、旅館がいい感じに隠れて、あんまり想像力とか必要なく場面転換を受け入れられて、全体的に(いい意味で)頭を使わなくていいのが良かった。
初めての人でも受け入れ易いなって思った最大の点はそこかな。
*この仕切りのお陰で旅館が作り込まれてるのも良かった。
現実側にちゃんとリアリティがでて、ファンタジーな方はプロジェクションマッピングっていうのも頭を整理しやすい。
*旅館のセット、あの台形のパネル!
舞台では違和感ないけれど、現実じゃあり得ないあの間取りが、演劇だなって感じた。